デザインフォワード

デザインの視点から商品やサービスのマーケティング事例を考察するブログ

【スゴデザ】東田ドライの宅配クリーニング「リナビス」の画期的なマーケティング成功事例

f:id:massam-forward:20180728163440j:plain

スゴデザ‐マーケティングの成功事例-

秀逸にデザインされたマーケティング事例を紹介します。

「リナビス」とは?

兵庫県西脇市にある株式会社東田ドライが展開する宅配クリーニングサービスです。

通常の宅配クリーニングとは一線を画したマーケティングによって急成長を遂げています。先日の「カンブリア宮殿」でも紹介されていました。

 「リナビス」の流れ

生活者は5点コース・10点コース・20点コースなどから自分にあった点数のコースを選んできます。コースを選んで注文すると集荷用の袋が届き、それにクリーニングしたいものを入れて発送します。あとは自宅でクリーニングが完了したものが届くのを待つだけです。

秀逸なデザインのポイント

この「リナビス」のマーケティング的な秀逸さは以下の2点と考えます。

おせっかいな付帯サービス

「リナビス」を展開する東田クリーニングではボタンの修理やしみ抜き、毛玉取りや簡単な補修は全て無料で行ってくれます。通常のクリーニングではいちいち追加料金がかかったりするものですが、東田クリーニングでは熟練のおばちゃん職人による「おせっかい」サービスによって無料で行っています。さらに無料で6か月まで保管も行ってくれるので夏冬の度に衣服をいちいち収納しなければいけないストレスから解放されます。

分かりやすい料金設定

普通のクリーニング店ですと

  • ジャケット 1000円
  • セーター 700円
  • コート 1600円
  • ダウンコート 2200円
  • ワンピース 1100円
  • 皮革ジャケット 6000円

といった具合に衣服の種類ごとにクリーニング料金が異なっていて、さらにしみ抜きなの追加作業ごとに料金が発生するという生活者にとっては理解しにくい料金体系でした。そのうえ、お店には店員さんが1人しかおらず待たされることもしばしばという悪循環もありました。

しかし、「リナビス」では種類を問わずに、5点で7800円(税抜)10点で10800円(税抜)といった点数による定額制がとられています。生活者にとっては分かりやすく、出すものによってはお得になる素晴らしいサービスになっています。

 

このように従来のクリーニングは「洋服をきれい(清潔)にする」という欲求にこたえるだけだったのに対して、「リナビス」では「おせっかいな付帯サービス」と「分かりやすい料金設定」という2つのポイントで、「気軽に洋服をいつでも着られるようにきれいにしておきたい」という従来よりも上位の欲求をかなえることに成功しました。

宅配クリーニングならおせっかいで高品質なリナビス

その他のマーケティングの成功事例

 資生堂の秀逸なマーケティング事例とは?

www.design-forward-neta.com