今や多くの人に知られているグッドデザイン賞。
文房具や雑貨のマークで知っている人も多いですが、製品・サービス問わず幅広いデザインを対象にしています。2018年にグッドデザイン賞を受賞した事例のうち、サービスデザインの観点で良いと思ったものをいくつかの記事に分けて紹介します。
グッドデザイン賞とは?
グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会の主催で、毎年デザインが優れた物事に贈られる賞であり、日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨の仕組みです。
工業製品からビジネスモデルやイベント活動など幅広い領域を対象としており、審査員も超豪華な顔ぶれになっています。
1人称童話シリーズ
1人称童話シリーズは普通の絵本が客観的に描いているのに対して、主人公目線で描かれている絵本です。
子供が絵本を読み進める中でいつの間にか主人公になりきることで「共感と想像の力」を育むとされています。
絵本という製品のジョブを「子供の共感力を育む」にまで昇華させたユニークな製品です。
クリッチャ
子供の描いた落書きが楽しいアレンジを加えられ、世界にひとつだけのぬいぐるみに生まれ変わるサービスです。
「子供たちに自分の想像力が一番の宝物と思ってほしい」という想いがサービスになっています。子供の誕生日にあげてみたら可愛い反応が見られるかもしれません。
ぬいぐるみ健康法人もふもふ会 フモフモランドぬいぐるみ病院
ぬいぐるみ病院は、家族の一員である大切なぬいぐるみをあたかも人間かのように扱ってくれるぬいぐるみの修繕サービスです。
普通の病院と遜色ない位、丁寧なサービスデザインがなされており、家族同様にぬいぐるみを大切にする姿勢がにじみ出ています。
医師や看護師、受付にインターンまでがぬいぐるみという世界観は完璧です。